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■地方都市の笑えない現実
今現在、地方都市の駅周辺のオフィスビルが閑散とした状況にあります。空室率が30%を
超えている状況が珍しくありません。ゴーストタウン一歩手前です。
生命保険会社が所有しているビルのテナントには関連会社しか入っていないという笑えない
状態にあるため、本当に街全体に閉塞感が広がっています。
ですので、こうした状況下に地方の主要都市周辺の投資用アパートやマンションの利回り
が満室を想定したうえで、10%前後のものが多数見受けられます。
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■こうして業者は騙そうとする
こういったお話をさせていただいた後で、こうした高利回りの物件を魅力的に感じますか?
もし、地方物件の購入を検討されているのであれば相当慎重になる必要があります。
地方の場合ですと、駅周辺にもかかわらず、更地がけっこうあります。そうした土地に何か
が建つわけです。土地を遊ばすことができない状態にあるからです。
そうした場合、現状から考えると住宅が建つ可能性が高いんです。
仮に高い利回りを最初だけ確保することができても、次第に空室率が高まり、それを補う
ために家賃を下げれば当然のことながら利回りは下がります。
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■今はまだ様子見に徹するとき
こうしたことが日本の地方都市でいたるところでおきているのです。
地方だけでなく、都内の商業エリアでも同じような状況が起きています。
不況のため入居者が埋まらずに仕方なし家賃を下げています。
需要と供給のバランスが崩れてます。アベノミックスも先が見えていますので、今は積極的
に動く時ではありません。なにごとも慎重すぎるくらいが調度良いようです。
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