これまで、土地神話が確かな時代は、
不動産投資による相続税
の節税対策は以下のように行われていました。
<
金融資産のまま保有するよりも不動産を購入する>
地価が数十年間に渡って上昇していたため、時価より
相続税評価額のほうが安くて便利。
<保有している更地に借入金で
マンションを建設する>
借入金は相続税からマイナスされます。
そして、貸付を行なうことにより土地の評価額は下がります。
上述ししたことは、
不動産価格が今後も上昇することが前提の基
に有効とされておりました。
今現在、都市部では土地の価格が上昇しているところもございま
すが、今後の少子化国家を考えれば、大幅な上昇は望めません。
ですので、不動産の価格が下がってしまっては、とうてい有効な
手段といえず、逆に借入金負担の重いが増すこととなります。
また、ここ数年の間でかなり一般の投資家に浸透してきた
REIT
(
不動産ファンド、
不動産投資信託)などの不動産の証券化した
金融商品の場合は、株式などの有価証券と同じ扱いになります。
上述したことから、これからの時代は、相続税対策だけのための
安易な不動産投資は控えるべきだと思います。
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