不動産のプロと呼ばれている方々でも、土地やマンションの個々の物件内容
を知っていても、その物件が現在の不動産市況全体の中で、どのようなポジ
ションにあるかを総合的に判断出来る方は多くありません。
不動産は不動産だけが独立して存在しているわけではございません。
土地や住宅の価格は、基本的には経済的合理性の枠の中にございます。
そして、他の金融商品と同様に需給関係によって決められます。
不動産の市況変化に関して、業界以外の人には難しいとされていますが、
一般的な経済的な価値を判断出来る方にとってみれば、さほど難しく感じ
ることはございません。
不動産の市況動向を正確に知るためには、狭い地域だけではなく全体的、
市域的な市場の需給関係、中でも在庫数の増減をデータで、しかもトレンド
が分るようになることが重要視されています。
このため、短期では市況の流れを読むことは難しいことから、とんな情報を
収集し、それをどのように分析するかが重要で、情報収集そのものが、投資
判断力を伸ばすカギとなります。
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