これまでマンション経営の大きな旨みとされていたのは銀行融資
を受けることによるレバレッジ効果の高さがあげられます。
これにより、自己資金での投資では得られない投資効果の高さを
享受できることが比較的容易にできたのです。
しかし、昨年後半にサブプライムローンの焦げ付き問題が浮上し、
金融機関の評価損の拡大によって、金融不安が広がり世界中の
金融システムに大きな影響を及ぼしています。
このため国内の金融機関の多くが融資を規制する動きが高まって
いるのですが、残念ながら不動産投資への融資はその中でも特に
厳しいため、不動産業者の多くが苦しんでいます。
資金調達のため保有している物件を売りに出すのですが、実際に
破格値にも関わらず、思うように売れないようです。
ですので、たった一年程度で多くの不動産業者の資産が目減りす
る事を余儀なくされ、今後もしばらくはこうした状況が続きそうです。
上述したことから、個人投資家の方が、融資を受けるのはかなり
難しいとは思うのですが、可能性はゼロではありません。
上述したとおり、不動産業者の保有物件の投売りが今後もしばらく
は続きそうなので、個人投資家の方でも手の届く優良物件を手に
することが十分可能だと思います。
残念ながらしばらくは、様子見を徹することになりそうですが、絶好
の投資機会が今後2~3年の間に訪れることになりますので、しっ
かりと今のうちから準備を整えておくべきです。
PR