不動産市況と金融情勢とは密接な関係があることは周知の事実です。
90年のバブルの発生と94年からの住宅バブルの発生も金融による
ところが大きいとされております。
不動産の売買が成立するところには、多額の資金需要が生まれます。
我々の投資意欲も金融に大きく左右されます。
昨今、利上げが実施されたが、それでも今の金利水準では金融機関へ
預金しても利息がほとんどつきません。
ですので、一部のお金持ちは預金を解約して利回りの高くなった不動産
に投資することとなり、今では少し過熱気味の状態にあります。
そして、バブル崩壊のきっかけとなったのも、金融の総量規制や金利の
引き上げによるものでした。
我々の記憶に生々しく残る金融政策の力です。
そのため、不動産市況に対して決定的な影響力を持っている金融の動向
を絶えず注視し、その変化にも敏感になる必要がございます。
不動産は、住宅、オフィス、店舗など、それ自体の使用価値を持つと同時
に、ある種の金融商品としての性格も合わせ持っています。
ですので、不動産は融資の規制や金利に敏感であり、金融情勢の動きを
十分に把握しておくだけではなく、その変化にも対応できる準備と覚悟
と決断力が重要となります。
例えば、前述したように、金利が低い時の価格は割高な水準になります。
こういった小さなことを知ることが重要だと思います。
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