東証マザーズをはじめとした新興市場には沢山の新興不動産会社
が上場しており、バブル崩壊後の不動産市場の救世主として、数年
前まではこうした経営者の多くが脚光を浴びていました。
しかし、金融不安による融資規制とマンション販売の不振によって、
破綻する企業が続出しており、企業によっては、時価総額もたった
半年で数十分の一まで低下しております。
そんな中、新規で収益物件を建設するケースは大幅に低下している
中にありながら以前よりも利回りが高まっています。
こうした背景には、資金難に陥った不動産業者が資金調達目的の為
に所有していた物件を投売りしたことが要因としてあげられます。
こうした物件を安値で拾った別の業者や投資家は当然のことながら、
それ以前よりも高利回りを得ることが出来るわけです。
築1~2年程度の物件で利回り10%以上のものがゴロゴロ溢れて
いるわけですので完全に買い手市場となっています。
そんな中、新築物件に関してもここにきて大きな変化を見せ始めて
います。例えばペット飼育可能とする物件が8割を超えています。
それほど需要が高いことからこういう結果につながったわけですが、
少子高齢化が進み一人暮らしの高齢者の方が増えるにしたがって
さらにこうした傾向が進むことになりそうです。
ですので、空室リスク対策として、今後はペット飼育を可能とするだ
けでもかなり状況を改善することができると思います。
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