ブロードバンドの急速な普及にともなって、パソコンや携帯から賃貸物件を検索される
入居者が急増しています。数年前楽天のようなショッピングサイトが誕生した時には
「ネットで物を買う人はいない」とだれもが思ったものです。
しかし、今では買い物どころか様々なサービスがネットを介して行われていますので、
ネットを無視できません。それくらいネット利用は一般に浸透しています。そんな中、
今回は検索利用者のニーズをまとめて解説させていただきます。
検索エンジンを利用して賃貸アパート・マンションを検索される利用者が検索する時に
用いられる検索ワードの中でもっとも利用度の高いのは
「敷金 礼金 ゼロ」などと
いった入居時にかかる費用が安くて済む点を中心に調べるようです。
特に2007年後半以降は一気に不況の波が押し寄せた影響により、これまで無視され
てきた築年数が古い
格安物件に問い合わせが殺到しているようです。
ただし、依然として20代から30代前半くらいまでの若い世代の家庭においては築年数
10年以下の物件を中心に探す傾向に変わりはないようです。
また、時代の流れからか個人的な趣味を部屋の中で楽しむことができるかもニーズが
高まりつつあります。例えばピアノなどの楽器を演奏したり、自作のホームシアターを
楽しんだり、ペットを飼うことができるのかといった具合です。
賃貸物件というとアパートやマンションを思い浮かべる方が多いと思いますが、ここに
きて意外にも戸建賃貸の人気が高まっているようです。やはり、日本人は潜在的に
マイホーム志向が強いことがこういう結果につながっているのだと思います。
ですので、本来であれば検索エンジンを利用する人たちのニーズを先取りすることが
できれば
賃貸物件で
不動産投資を有利に展開できるのはいうまでもありません。
しかし、全てを満たすことは不可能ですので、常に所有されている
不動産の棚卸をして
セールスポイントとなる部分を伸ばしてやる必要があります。
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