不動産投資目的で物件を購入されることを検討されている方の多くが、いつ購入すれば良い
かで悩まれている方が少なくありません。価格の面でいえばもう少し先かもしれません。
ただし、株でもそうなんですが、大底で物件を取得しようとしても難しいです。
これだけ不況下にありながらも、価格に関係なく売れてしまうことも多々あるからです。
基本的に不動産価格は、景気の変動を後追いしますので、景気が悪化するのを後追いします。
ですので、ここが底かなと思っても、さらに下落する可能性が高いわけです。
一方、上昇するときも同様で、多くの企業が総じて企業業績が良くなると賃金が上昇し、個人
消費も次第に活発化し、さらに景気が上昇に向かいます。この流れに不動産価格も連動します。
ですので、景気が過熱すると不動産市場はさらに過熱する方向に動きます。
これは住宅を購入するときも同様でして、中国が良い例で、しでも経済が下降に向かっていなが
ら上海では中産階級の人たちが数億円の物件を長期ローンを組んで購入しています。
さらに上がるかもしれないから今買わないと損だという思いから購入し、さらに不動産価格が上昇
することになるわけです。今は世界中が混乱している状況なので、ゆっくり構えるくらいの余裕が
ないと、精神的につらいと思いますので、あせらないことが一番重要かもしれませんね。
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