「
不動産投資における資産とは何ですか？」と問われた時
に、いつも答えに迷ってしまいました。
といいますのも、資産をうまく表現する言葉が見つからな
かったからなのですが、しかし、ようやく、うまく表せること
ができるようになりました。
資産とは、つまり、お金の代わりになるもの、もしくは、お金
と交換出来るもののことなんですね。
例えば、今来ているジャケットが10万円だとしますと10万
円以上持っている人であれば誰でもこのジャケットと交換
することが出来るわけです。
勿論条件として、このジャケットが10万円もの価値がある
ということを知っている人に限定されてしまいます。これが
価値決定の原則となるわけです。
また、お互いに価値のある物同士を交換出来ることが資産
価値の原則となり非常に重要です。
理屈としては、理解しつつも、こと、不動産投資となるとつい
この原則を忘れてしまいます。
そして、現実に無謀な投資をする方が少なくないのです。
例として、原野商法にひっかかってしまい、見た事も聞いた
事もない、地方の山林をつかまされたりします。
また、突然の電話営業にひっかかり、※投資用ワンルーム
マンションを冗談としかいいようのない高額でつかまされる
人は、この典型的な例にあてはまります。
そして、いざこれらの物件を換金しようと思って売りに出し
ても、とても投資した資金には届かず、文字通り二足三文
で叩かれて終わることが多いのです。
ですので、不動産投資に関わらず、全ての投資分野に通
じますので、この
資産の原則を念頭に置きながら投資する
ことを心がける必要があると思います。
※投資用マンション
投資用マンションは、主に個人投資家を買い手に想定して
売り出されるワンルームマンションをさします。
管理会社が投資家から借り上げて、一定の賃料収入を保障
する契約を結ぶケースが多く見受けられます。
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