残念ながら今現在、空室が多いにも関わらず3月が近づくにつれ新築賃貸アパート及び新築
賃貸マンションの募集を開始します。しかし、地域によって、賃貸住宅が増えすぎてしまった
ことにより、新築物件の入居率が大きく低迷しています。
入居する側からすれば、新しい物件の方が好まれる傾向にあるのですが、やはり新築は家賃
が高めであることから見送られるケースが少なくないようです。こうした状況下にも関わらず、
依然として新築物件を建築中の現場を至るところで目にします。
ですので、急に建設中の現場が増えたように思われるかもしれません。心配なのは、急激に
増えることで新築物件の競争が激化することで賃料が下がる可能性があることです。
新築にも関わらず、入居者が埋まらない状況が続くと、賃料を下げざるえない状況に追い込ま
れます。そして、同じ地域にある一つの物件が賃料を下げると、もう一方の新築物件も周囲の
厳しいプレッシャーから賃料を下げざるえない状況になります。
こうしたことが波及されることなり、値下げ合戦が比較的短期間の間に行なわれることになり
ます。こういったことを行なうことで、入居者が埋まればよいのですが、残念ながら埋まった
としても、当初予定していた利回りを大きく下回る可能性があります。
また、10年位して賃貸物件の運営に嫌気がさして売却しようとした場合に、物件が建ていない
更地よりも減額されて評価される場合があります。
ですので、周辺状況をよく把握する必要があります。これでは何のために大変な思いをして、
新築マンション・アパートを建設したのか分りませんので、新築マンション・アパートを計画
する場合は、10年後、20年後のことを考えて計画しなければなりません。
また、新築・中古のマンション・アパートを購入するさいにも、表面利回りだけではなく、しっか
りと、周辺地域の状況、需要、家賃設定の調査を行なわなければなりません。ですので、
今後はより不動産投資だけでなく、
投資全般が難しくなると思います。
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